TOPICS 2
JACON NEWS LETTER 平成12年 13号より
 ■コンクリート除去処理、表面処理、目荒し 工事現場見学会を開催
  技術委員会
 技術委員会は、去る2月9日午後2時から東京・品川区の臨海、東品川St他工事作業現場でウォータージェット工法によるはつり及び目荒し工事の見学会を開催した。当日は寒空の中、会員38社51名が参加、大変有意義な一日となった。

●地中連続壁中の接合筋10万本をはつり出す

 今回の工事は、臨海副都心線・東品川駅(仮称)の建設に際して設置された地中連続壁を構造物本体として利用するため、同連続壁に埋設された接合筋をウォータージェットではつり出し、後打ち壁との一体化を図ろうというもの。27,488m2の連続壁から約10万本のジベル筋をはつり出す大規模な工事となっている。

 作業は写真に示すように、腹起こし材のフランジに2本の単管パイプをつり下げ、そこに横行可能なコントローラーを装着したウォータージェットシステムをセットして行われている。後打ち壁との打ち継ぎ部分が鉛直になるため、施工に際してはコンクリートの充填性を考慮して台形の溝形状を設定、2本の角度付き旋回ノズルを用いた施工機器をはじめ左記のような独自のシステムが採用された。見学後に行われた説明会でも、施工機器等について多くの質問が寄せられた。

施工機器概要
@超高圧ポンプ:
 ハンメルマンHD354型(59l/min、190MPa)
 (ドイツ・ハンメルマン社製超高圧プランジャーポンプ)
Aノズル:角度付き旋回ノズル(ノズル2本の旋回式)
Bノズル径:1.1mm×2
Cノズル・パス・コントローラー:XYZ方向に可動
 X方向:速度可変、自動往復エアモーター駆動
 Y方向:電動チェーンブロックにより移動、
 Z方向:エアモーター駆動
※本見学会に御協力頂いた鹿島建設株式会社様ほか各社様に改めて御礼申し上げます。