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JACON NEWS LETTER 平成14年 17号より
 ■WJが重要な役割担う
  成田空港舗装改修工事見学会 〜平成13年9月14・18日〜
 当協会は平成13年9月14、18の両日、千葉県の新東京国際空港(成田空港)で、ウォータージェットが重要な役割を担うコンクリート舗装工法「付着型コンクリートオーバーレイ工法」の見学会を日本ウォータージェット学会と共催した。

 成田空港は昭和53年5月の開港から23年が経過しており、空港エプロン部分のコンクリート舗装には縦ひび割れなどの劣化が生じている。従来よりこれらを改修するためには、破損または強度が低下している部分を撤去し、新たな舗装盤を構築する「打換工法」が実施されてきたが、工期および工費を要することと、既設舗装盤撤去時に大量の産業廃棄物が発生することが課題となっていた。

 付着型コンクリートオーバーレイ工法は、従来法の課題を解消し代替工法となり得るかが検討されていたもので、実規模大のモックアップおよび耐久性の確認から今回の採用となった。

 工法の概要は、既設コンクリート舗装に、超高圧大容量のウォータージェットおよびショットブラストによる表面処理を施し、新たに15pのコンクリートを打ち継ぐもので(図-1、表-1)で、迅速性、産業廃棄物の軽減化、経済性などが打換工法に比較して非常に優れている。

 見学現場のウォータージェットシステムは、大型はつり装置(写真-1)、ガラ回収装置、水処理システム(写真-2)から構成されており、特に水処理システムは、作業排水を吸引した後、除濁中和滅菌処理まで行い、その処理水を再度作業に利用する完璧なものであり(図-2)、参加者の注目を集めた。

 なお参加者は66名。関係官庁1、大学4校、建設11社、重機械3社、装置メーカー3社、その他23社は施工関連企業の開発担当であった。

 最後となるが、誌面を借りて、見学会に格別のご配慮を戴いた新東京国際空港公団と日本道路滑e位に厚く御礼を申し上げる