TOPICS 4
JACON NEWS LETTER 平成17年 24号より
 ■第2回ハンドガン操作技能講習会および技能試験[実施報告]
(報告者)ハンドガンプロジェクトチーム

 ハンドガンプロジェクトチームでは、日本ウォータージェット施工協会の重点実施項目であるハンドガン作業に対する安全啓蒙の具体的活動として『第2回ハンドガン操作技能講習会および技能試験』を去る3月26日(土)、27日(日)に北海道苫小牧市で実施した。
 26日、(社)苫小牧地域職業訓練センターで開催された技能講習会には3社11名が受講し、講習会の最後に行われた『ハンドガンでの安全作業に関する筆記試験』に合格した。
 また、翌27日、苫小牧清掃企業組合で実施された技能試験には前日に受験資格を取得した11名全員が受験し、無事合格した。
 以下に技能講習会の開催概要と技能試験の実施状況を報告する。

第2回ハンドガン操作技能講習会

□実施日・場所 2005年 3月26日(土)
         (社)苫小牧地域職業訓練センター
・09:45〜10:00 開催にあたって
・10:00〜11:00 ウォータージェット工法の基礎
・11:00〜12:00 コンクリート構造物の補修・補強工事における基礎知識
・12:00〜13:00〈昼休み〉
・13:00〜13:40 建設作業における安全作業
・13:40〜14:00 《安全編・1》ハンドガン作業における安全管理および事故対策
・14:00〜15:00 《安全編・2》ハンドガン、超高圧水発生装置、保護具などの取り扱い方および使用上の注意事項
・15:00〜15:10〈休憩〉
・15:10〜15:40 ハンドガン操作技能試験実施要領の説明 
・15:40〜16:10 ハンドガンでの安全作業に関する筆記試験
 以上のスケジュールで開催した。

第2回ハンドガン操作技能試験

□実施日・場所 2005年 3月27日(日)
        苫小牧清掃企業組合 本社
 当日は8時半、試験会場に集合し、小雪が舞う氷点下5度の寒さの中、服装の確認と受験にかかわる注意事項の伝達、使用機器類の説明、模範操作の確認後、各班2名ずつに別れハンドガン作業員と補助員を交代で実施した。受験者は普段用いているヘルメット(フルフェイス付き)、耳栓、安全帯、防護服、防護手袋、安全長靴を持参・着用して(インステップガードは事務局より貸与)ハンドガン操作を実施した。
 使用した主な機器類はハンドガン(2穴ロータリータイプ)、試験用供試体(2.5_o鋼板に除去部を表示)、超高圧水発生装置(超高圧ポンプ250MPa×24?/?)、安全弁、給水ポンプおよび給水タンク。
 操作技能試験はハンドガン作業の操作手順に沿って、以下の1〜14の項目に対して実施され、試験官の立会いによって判定した。

1.試験官による受験者確認と注意事項の伝達…写真3
2.受験者(ハンドガン作業員、および補助員)相互による服装確認…写真4
3.超高圧ポンプの始動確認
4.給水タンク・給水ポンプ確認
5.高圧ホース養生実施
6.防護フェンスなどの確認
7.ハンドガンの点検確認(ホース接続、ストップレバーなど)
8.ハンドガン作業員の挙手による通水開始合図
9.試射の実施
10.補助員によるハンドガン作業員への試射通水終了合図
11.供試体への噴射(150MPaで実施)
12.ハンドガン作業員による噴射終了合図
13.補助員による通水終了合図
14.受験結果と供試体…写真5

 ここで試験のポイントを説明すると、先ず、この操作技能試験は速さや正確さなどを競う競技会でなく、安全に対する認識や安全動作が備わっているかどうかを確認することを目的に行うものである。
 従って、作業に適した防護服等を確実に着用していること、機器類の作動確認、高圧ホースのジョイント部(ジョイントからの漏れの有無など)の確認、ハンドガン噴射に対しては両手でガンを確実に持って、反力に対応できる姿勢で操作できること、お互い(ハンドガン作業員と補助員)の合図の確認が挙手によって確実にできていること、試験中、高圧ホースを踏まないことなどが判定のポイントとなる。
 これらのポイントがクリアされれば全体に少々時間がかかったり、やり直しを行っても不合格となることはない。
 以上、第2回ハンドガン操作技能講習会と操作技能試験の実施報告とする。
 


写真1 講習会開催風景

写真2 筆記試験実施風景

写真3

写真4
写真5